空港・飛行場用語辞典
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位置灯
いちとう位置灯とは、航空機の進行方向と位置を示すための灯火。右主翼端には緑、左主翼端には赤、尾部には白の灯火が装備されている。この位置灯は、ボーイング747では航空灯と呼ぶなど呼称は様々だが、すべての航空機に装備することが義務付けられており、両翼端の灯火は110°、尾部の灯火は140°の照射角度が規定。この色や角度によって、上空で操縦士の視界に位置灯が見えた際、自分の機体との距離や位置関係をしっかりと把握することができる。また着陸時などに他の機体との前後関係や速度などを見極める際にも役立つ。ボーイング747を例に見ると、航空機の外部灯火は位置灯(航空灯)の他に上部衝突防止灯、下部衝突防止灯、タクシー灯、翼照明灯、翼上非常脱出口灯、着陸灯、ロゴ灯などがある。
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