世界初の海上空港
長崎県大村市にある特定地方管理空港。大村湾にある箕島を開発し、1975年5月に世界初の海上空港として開港している。
一般的には、民間航空機が離着陸する空港を「長崎空港」。海上自衛隊の基地を「大村空港」と使い分けている。航空管制は、国土交通省の管轄となり、空の管制は、自衛隊では行なっていない。その為、長崎空港の滑走路を「B滑走路」。大村空港の滑走路を「A滑走路」とし、運用を行なっている珍しい空港でもある。
定期路線便は、羽田・伊丹・中部・那覇とあり、離島が多い長崎らしく、対馬・福江・壱岐との路線もある。国際線は、韓国の仁川、中国の上海浦東と結び、観光地長崎らしく、年間約270万人もの利用客がある。
空港へのアクセスは、バスが多方面から連絡している他、海上空港らしく、船でハウステンボスとも結んでいる。