人工島に在る海上空港です。
福岡県北九州市に在る北九州空港をご紹介いたします。住所は福岡県北九州市小倉南区空港北町6番になります。福岡県には2つの旅客空港が有ります。1つは福岡市内に在る福岡空港、もう一つが北九市に在る北九州空港です。北九州空港は、福岡県北九州市小倉南区空港北町と京都郡苅田町空港南町に跨る人工島に位置する空港(海上空港)です。北九州の山並みや海、祭りの山車をモチーフにした外観が特徴的な空港です。現在、北九州〜東京の国内定期便と、北九州〜プサン、台湾を結ぶ国際定期便が運航されています。ターミナルビル屋上には展望デッキや、足湯が楽しめて大人気です。建設の経緯ですが、(旧)北九州空港は、太平洋戦争のさなかに大日本帝国陸軍の飛行場として建設されたという経緯もあり、滑走路が大型ジェット機の離着陸のできない1,600mと短い上、滑走路の延長を行おうにも三方を山に、もう一方を曽根干潟に囲まれていることもあって拡張が困難な状況にありました。また、地形上霧の発生が多く、欠航率が25%と高かったこともあって、このような問題を解消すべく、北九州市が1971年に(旧)北九州空港の代替としての新空港の建設を国に要望。1981年に第4次空港整備において新規事業採択され、1994年に新北九州空港として政令指定を受け、新空港の建設が行われました。2006年(平成18年)3月16日に開港、開港時の名称は「新北九州空港」で、小倉南区曽根にあった(旧)北九州空港(1944年開港)の実質的な移転に伴い、旧空港は開港前日の3月15日に運用終了しました。名実ともに「北九州空港」となるのは2008年の空港法改正時のことです。空港島は北側が北九州市小倉南区、南側が京都郡苅田町に跨るが、空港施設の大半は北九州市側に位置している。本土とは地域高規格道路である新北九州空港道路(福岡県道245号新北九州空港線)で結ばれており、苅田町側からアプローチすることになります。北九州、大分、山口の観光には大変便利な所に有ります。皆様もぜひ御利用してみて下さい。