地方のローカル空港の良さがつまっています!
この小松飛行場は昔ながらのローカル空港の良さがつまった空港ですので航空ファンだけでなくご家族でも飛行機に乗る用事が無くても遊べます。軍民共用の空港ですので航空自衛隊の双発ジェット機F-15Jがアフターバーナー使って離陸していく光景が見られることもあります。ちなみにこの戦闘機は初飛行は1970年代と古いですが今も現役のインターセプターとして世界で一線級の性能を誇っています。このF-15Jは航空自衛隊の訓練で離陸していくこともありますし、国籍不明の航空機がレーダー等で探知されてそれに対して領空を侵犯する恐れがある場合はスクランブル発進といって緊急発進のときも離陸していくことがあります。平和な日本でもこのように毎日のように緊急発進がこの小松空港でもおこなわれていると思うと色々考えさせられます。(日本国内でこのようなスクランブル発進に対応してる基地は7か所ありその一つがこの小松です。)とにかく爆音のため小さなお子様やお年寄りはびっくりされるかもしれませんのでご注意くださいね。飛行機好きの方は旅客ターミナルビルの3階の展望デッキで何時間も過ごせると思います。旅客ターミナルビルは昭和の空港感が残されていて規模は違いますが一昔前の大阪の伊丹空港とかと同じような雰囲気があります。昭和な雰囲気だからと設備が整っていないというわけではなく有料待合室が4か所もあったりラウンジも書店も薬屋もほとんどのものがそろいます。お土産は金沢のおみやげはもちろん小松名産のトマトや大麦を使ったカレーやバウムクーヘンが売られているなどバラエティは豊富です。金沢から関東へ旅行をするなら今は新幹線があるため金沢駅へのアクセスが近い方は新幹線を選択する方が多いと思いますが、成田便があったりと小松空港を利用する利点はたくさんありますので是非選択肢の一つとして検討してみてください。ちなみに現時点での路線は国内線は羽田、成田、札幌、仙台、福岡、那覇そして国際線はソウル、上海、台北となっております。