成田空港の思い出
日本の空の玄関口、成田空港を利用しました。
時期としては、コロナウイルスの蔓延がひと段落し、留学や帰省での海外旅行が次第に緩和されてきた時期に利用しました。
早朝のフライトだったため、成田市内のホテルへ前日から入り一泊し、早朝5時にホテルのサービスの送迎バスに乗り空港へ着きました。
利用したのは第一ターミナルです。早朝の空港はほとんど人がいなく、航空会社のカウンターも開設していない会社がほとんどです。早朝便のある数社のカウンターが開いているのみ、他の会社はようやく開設準備を始めている、そんな雰囲気です。
だだっ広い空港に、ほんの数十人しかいないというとても贅沢な時間でした。8月の朝の光がまぶしく、これから旅立つという気持ちの後押しをしてくれているような雰囲気でした。各国の言語のアナウンスが響き渡り、雰囲気は空港そのものです。
コロナの最中ということもあり、利用者も少なく、飛行機の便数も少ないという滅多にないこんな時期の利用だったため、貴重な体験も出来ました。カウンターでも一人一人の手続きには時間が掛かりました。出国の際に提出する書類が非常に多く、忘れたり、欠けがあれば出国できません。非常に緊張感に包まれたカウンターでの手続きでした。出国手続きもしかり、ワクチンの有無、72時間前にPCR検査を実施し、陰性である証明書も必要です。手続きに次ぐ手続きでこんなに海外へ出ることが大変だったのかと思い知らされました。
カウンターでの手続きを終え、荷物も預け、しばしの自由時間です。
しかし、この巨大な空港ですが、早朝ということもあり、ほとんどのお店が開いていません。スターバックスコーヒーがあり7時の開店前に並び、入店でき、朝ご飯を軽めに済ませました。
なんとか、不備なく搭乗することが出来ましたが、ここまで本当に長い道のりでした。しかし、とても貴重な経験・思い出が成田空港の思い出となりました。次回はコロナが収束し人で賑わう成田空港を利用したいものです。