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空港[飛行機]用語集(あ行)



交通機関に関する施設情報を検索できる「ユキサキナビ」が、空港や飛行場に関する用語(あ行)をご紹介します。空港の設備のことなど、飛行場のことがよくわかる用語集をご活用下さい!

ITチケット

「IT」とは、「Inclusive Tour」の略で、団体旅行を意味し、団体旅行に適用される割引運賃のチケットのこと。航空会社が設定する航空券の中で最も価格が安いが、その分制約も厳しい。予約変更や払い戻しができなかったり、ルートや帰国日の変更ができなかったり、出発前までに現地滞在先の連絡が必要だったり、最低滞在期間と最大滞在期間が決められているなど、自由度の低い航空券となる。団体向けの航空券をバラにして、個人向けに販売したものを「格安航空券」と言う。

アウターマーカー

アウターマーカーとは、着陸進入コース上に設置される、滑走路からの距離を示す計器着陸装置(ILS、Instrument Landing System)の一部。着陸のために進行している航空機に対して、地上から電波を発射し、滑走路への進入コースを指示する無線着陸援助装置である。地上から電波を発射し、上空の航空機の受信機がこれを受けることで、滑走路からの距離が分かる仕組み。滑走路からの距離を示すマーカー・ビーコンには、最も遠い所に設置されるアウターマーカーに加えて、滑走路に接近するにつれ、ミドルマーカー、インナーマーカーと呼ばれるマーカーがある。計器着陸装置(ILS)にはアウターマーカーの他に、ローカライザー(LOC)、グライド・スロープ(GS)などがあり、前者は進入コースの中心から見た左右のずれを示し、後者は適切な進入角を示す。

アクセシビリティ指標

アクセシビリティ指標とは、交通機関の多様化に伴い、アクセスのしやすさを客観的に比較する際に活用される指標のひとつ。交通サービス条件を設定している下位モデルの効用を総合化することで、移動の起点から終点ごとの交通利便性の差異を指標化し、上位モデルの計算に反映させている。公共交通機関や商業施設、福祉施設の利便性などを指標化することで、都市計画などに活用。その他、飛行場においては、空港までの距離、公共交通機関や自動車でかかる時間、料金などを算出することで、新規の空港の開港や整備拡張などを検討する際にも活用される。また、空港間の競合や需要予測に役立てることで、航空便数などを含めた航空利便性を検討、算出する際にも利用されている。

アクセス

アクセスとは一般的に、ある場所へ向かう経路や目的地までの交通手段、もしくは交通の利便性のことを指す。飛行場においては通常、航空機の出発空港までの経路・手段をアクセスと言い、到着した空港から宿泊先や旅行先など目的地への経路・手段をイグレスと呼んでいる。各飛行場では、このアクセスとイグレスの利用交通機関や主要な交通機関との距離、利用者数などをアンケート調査などによって把握することで、空港バスの増便、路線の拡充、ダイヤの改訂、乗り場の見直しなどの検討材料として活用。また、各鉄道との連結、鉄道の駅までの距離、駐車場の設置場所などを議論する材料のひとつとしても活用され、空港利用の改善やサービスの質の向上などに欠かせない、重要な要素となっている。

アサイン

航空機の座席の割り当てのこと。「シート・アサイン」とも言う。事前に予約しておいても、チェックイン時に別の席を割り当てられたり、予約していなくても、良い座席を割り当てられたりすることがある。座席は、窓側の席を「ウィンドウ(Window)シート」、通路側の席を「アイル(Aisle)シート」と呼ぶ。アイルシートは機外の景色は楽しめないが、トイレなど席を立ちやすく、身動きが取れやすいため、旅に慣れた人たちはアイルシートを選ぶ傾向にある。

アッパーデッキ

航空機における「アッパーデッキ」とは、旅客機の2階部分にある座席のことを指す。アッパーデッキは、一部の大型旅客機にしかなく、2階建ての機体としてはボーイング747やエアバスA380などが代表的。A380は、アッパーデッキにも通路を2本設けたワイドボディキャビンになっている。かつてはファーストクラスの席や豪華なラウンジなどが設けられていたり、座席間の空間が広々としていたり、特別感のある客室として憧れの的だった。ファーストクラスやビジネスクラスなど、上位クラスのごく限られた数の座席を設けたスペースとして使われていることが多い。このため、航空会社によっては、アッパークラスの使用に年齢制限を設けている場合があるため、子供連れの場合や高齢者の場合は、予約時に年齢を告げ、利用可能かどうか確認することが必要。近年、ジャンボ機など大型旅客機の減少傾向などもあり、アッパーデッキのある旅客機自体が減少しつつある。なお、アッパーデッキに対して、飛行機の1階席を「メインデッキ」と呼ぶ。

アップウインド・レグ

アップウインド・レグとは、飛行場に離着陸する飛行機が混み合っている場合などに旋回進入ができるよう、交通整理のために各飛行場に設けられた場周経路、つまりトラフィックパターンのひとつ。場周経路は、基本的に左回りになっていることが多く、滑走路への着陸方向と同じ方向で平行飛行する経路をアップウインド・レグと言う。それに対し、アップウインド・レグから90°左に旋回して、滑走路に対して直交方向に飛行する経路をクロスウインド・レグと呼ぶ。各飛行場では、必要に応じてこれらの場周経路を通って着陸を行なう。飛行場が離着陸する航空機で混雑している場合、アップウインド・レグからクロスウインド・レグへの旋回ポイントが遠くに延ばされるなど、様々なケースがある。

アップグレード

旅客機で、本来の座席よりグレードの高い座席クラスに変更すること。エコノミーから上級エコノミーやビジネスクラスに変更したり、ビジネスクラスからファーストクラスに変更したりする。アップグレードするには、追加料金を支払う場合と、マイレージやポイントによる特典を利用する場合がある。また、航空会社のオーバーブッキングなどで予定の座席が空いていない場合、アップグレードして上位クラスの座席に変更されることもある。この場合は、追加料金は不要となる。

アドオン

国際線に国内線での移動を付け加えた場合の追加料金のこととして用いられる。アドオンができるのは、乗り継ぎに最適とされた便に限られる。国際線を予約した場合のみに、国際線の乗り継ぎ便の適応範囲での割引運賃で、国内線の運賃が割引になることもある。また、国内線の乗り継ぎ分が無料となる航空会社もある。アドオン設定はすべての路線にあるわけでなく、航空会社や行き先、出発時期によって異なり、同じ航空会社でも設定がある場合とない場合がある。

アメニティーキット

主に中長距離飛行路線のファーストクラスやビジネスクラスで配付される、飛行機の中で配られる洗顔などの小物を入れたセットのこと。アメニティーキットの収納物は、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、くし、ローション、フェイシャルスプレーなど、身だしなみや機内を快適に過ごすための小物で、航空会社のロゴが入った小袋やポーチに収められている。航空会社によっては、アイマスクなどエコノミークラスでも配付するところもある。

アライアンス

航空会社間の連合組織のこと。以前は個別の航空会社同士で業務提携や協力関係を結んでいたが、国際的な規制緩和と競争の激化により、世界的規模で連合組織が結成されるようになった。連合した航空会社は、コードシェア便やマイレージサービスの共通化、旅客の利便性や集客への協力を図っている。また、路線を持たない地域への路線を互いにカバーし合ったり、燃料や整備部品などを共同で購入したりすることで、コストを圧縮している。現在、世界的な連合組織としては、スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールドの3つがある。

アライバル

アライバルとは、航空機が到着すること。各航空会社では、会員や搭乗者が利用できるようにアライバル(到着)ときにも利用できる、様々なサービスを用意している。例えば日本航空(JAL)では、JAL国際線のファーストクラス、ビジネスクラス搭乗者や会員向けに、「成田空港」に到着した際に利用できるシャワールームを設置。早朝のアライバルでそのまま出勤したいビジネスパーソンなどにも好評だ。また中部国際空港「セントレア」では、対象となるクレジットカードを所有している場合に利用できるプレミアムラウンジセントレアが、アライバル時にも利用可能。ドリンクや軽食が用意されているので、出張帰りの出勤前に報告書をまとめたり、電車など交通機関の時間合わせに立ち寄ったりと様々な使い方ができる。

アレスター・ベッド

アレスター・ベッドとは、車両拘束領域のこと。つまり離陸または着陸中の航空機が有効滑走路を越えてしまうオーバーランを防ぐために、滑走路末端に設けられた区域のことである。オーバーランは、航空業界における安全性に関する課題のひとつ。その潜在的原因は、航空機のブレーキなど機械的な故障、予想外の天候に関すること、パイロットエラーなど多岐にわたる。アレスター・ベッドのエリア内には発泡コンクリートや発泡ガラス骨材などが敷き詰められており、オーバーランした航空機をブレーキや逆噴射、航空機の揚力を減少させるスポイラーと呼ばれる装置をしのぐ制動効果などで停止させる仕組み。アレスター・ベッドによって、機体や人的被害を最小限に抑えることが期待されている。

アンダーシュート

アンダーシュートとは、飛行場への着陸進入の際に、予定していた着地点よりも手前に接地してしまうこと。着陸進入中に滑走路の手前で接地したり、地面に衝突したりするケースも含めてアンダーシュートと呼ばれ、機体の損傷などの被害につながる。航空法においても、国土交通大臣への報告を必要とする航空重大インシデントとして、「事故が発生するおそれがあると認められる事態」のひとつに「オーバーラン、アンダーシュート及び滑走路からの逸脱(航空機が自ら地上走行できなくなった場合に限る。)」として挙げられている。高度や速度などの飛行状態が着陸計画よりも下回り、あらかじめアンダーシュート状態に入っていることが分かっている場合は、ゴー・アラウンドを行なって着陸をやり直すこともある。

アンテナ

航空用語におけるアンテナとは、航空機に取り付けられた通信装置や航法装置などといった無線を使用する器材の、送信用、受信用に用いる物を指す。もともとは通信用だったため、初期の航空機では無線電信用のアンテナ程度の物しか積まれていなかったが、航法装置が増えたことや電波航法装置の開発などにより、航空機のアンテナは数が増え、多種多様になってきた。アンテナには、その用途によって様々な形状があり、棒状のポールタイプや板状のブレードタイプ、円盤状のディッシュタイプなどが挙げられる。種類としては、気象レーダーアンテナ、ローカライザーアンテナ、DME(距離測定装置)アンテナ、電波高度計送信用・受信用アンテナ、方向探知機受信用アンテナ、マーカービーコン受信用アンテナなどがある。

案内カウンター

空港の案内受付のこと。案内カウンターには空港職員が常駐し、空港利用客の問合せに対応したり、情報を提供したりする。業務内容は、空港発着便の時刻や運航状況の案内や空港内の施設の案内、呼び出し放送など。また、耳や言葉の不自由な人には、筆談ボードやコミュニケーション支援ボードなどを用意したり、車イス、ベビーカーの貸し出しの手配も行なったりする。外国人客の応対にも対応できるよう、英語が必須となる。大規模空港では、数ヵ所に配置してある。

イー・エフ・ビー

イー・エフ・ビー、EFBとはElectronic Flight Bag(エレクトロニック・フライトバッグ)の略で、パイロットが機内に持ち込むターミナルチャートやマニュアル類など、もともと紙で管理していた書類を電子化し、画面上で確認できるようにした物のこと。航空路地図や飛行場地図などを収め、機長席と副操縦士席の双方に配置されるコックピット用の装置である。アメリカン航空をはじめ、民間航空会社などでは、iPadに代表されるタブレット端末を利用しているケースも。イー・エフ・ビーの採用により、マニュアルやチャートなどの資料や情報の参照のみならず、離陸時の速度、滑走距離、許容重量を計算する機能、またログブックのようにフライトの内容、飛行時間などを記録する機能なども搭載し、これひとつで完結するようになった。

ER-VHF

ER-VHFはExtended Range VHF、遠距離対空通信施設。VHFとは、周波数30MHzから300MHzの無線電波のこと。ER-VHFは航空交通管制に使う周波数であるVHFのひとつ。航空無線の周波数帯であるVHF帯管制区域により、国際線の洋上管制であるHF帯区域へ移行する際、洋上管制用交信周波数の指示を受けるために交信する物。つまり、航空機が広い洋上などを飛行する際、レーダーの電波が届かず、レーダーの画面上に表示できない場合などに航空管制官がパイロットと交信しながら、飛行中の飛行機の位置を確認するために用いる。電離層での反射を利用して遠距離との通信を可能にするHFに対し、指向性を持たせて対流圏における散乱電波を利用。なお、逆に洋上管制区域から国内VHF帯管制区域へ移行する場合は、日本のVHF帯管制交信周波数が指示される。

eチケット

「Eチケット」とは、搭乗する人の航空券情報を航空会社のデータベースに登録しておき、紙の代わりに航空会社のシステム内に記録する「電子航空券」のこと。これまでのように航空券を発行することなく、インターネットや電話などを通じて予約が成立した発券情報を、航空会社のコンピューターで管理する。乗客は予約時の番号やウェブサイト上で確認できる控えの画面を印刷した物、もしくは予約者本人であることが確認できる写真付きの身分証明書などを提示することで、搭乗前に直接空港でチェックインの手続きなどを行なうことができる。利用者としては、航空券の盗難や紛失、自宅に忘れてきてしまうなどの心配がいらず、安心で便利。また航空会社にとっても、チケットレス化を進めることで経費の削減につながると言う利点がある。ただ、システムの不具合による混乱など、電子化ならではの課題も残されている。

E/Dカード

「E/D」とは、「Embarkation & Disembarkation」の略で、出入国管理カードのこと。「イミグレーションカード」とも言う。国際線の機内やチェックイン時に配付され、渡航先の空港に到着すると入国審査官に提出する。E/Dカードは、機内で記入することが多く、国ごとに書式は異なるが、記入事項はほぼ同じ内容となっている。主な記入項目は、氏名、性別、生年月日、パスポート番号、現地での滞在先などである。日本人の場合は、日本国のE/Dカードは省略されている。

イールド

イールドとは、航空会社が旅客機における旅客1人(1座席)に対する1km、もしくは1マイルあたりで得られる売上、収入単価のこと。収入÷旅客kmによっても算出される。また、ネットワーク戦略と運賃戦略をベースに、最適な時期や価格で最適座席数を販売することを「イールドマネジメント」と言う。2012年(平成24年)に国土交通省が発表した「航空を取り巻く社会情勢等について(補足資料)」の中では、国内の航空会社におけるイールドの推移が表記されており、国内線のイールド(1kmあたりの旅客収入≒1kmあたりの運賃)は、80年代と比較すると90年代以降、低めで推移していると考察した。航空会社はイールドの最大化のために、空席を極力避けて需要予測に応じた割引運賃の設定など、様々な営業施策を行なっている。

IATA

「International Air Transport Association」の略で、国際航空運送協会のこと。世界の航空運輸企業の業界団体であり、1945年に設立された。世界の多くの航空会社が加盟している他、旅行会社、旅行関連企業なども名を連ねている。安全、確実そして経済的な航空運送を発達させ、航空による貿易を推進・研究し、業者間の協力機関として、ICAOその他の国際団体と協力することを目的としている。航空運賃や発券・運用ルールなどを決定するなど重要な業務を行なっている。

イグジットロウ

機内で非常口に最も近い座席のこと。前方の空間に余裕を取ってあるため、席を立ったり離れたりするときも利便性が良い。対面する座席はたいてい客室乗務員の仮座席となっていることが多く、時には、身近に話すこともできる。事前に予約することができるが、満15歳以上であること、他人の介護を必要としないこと、緊急脱出時に援助の手伝いに同意するなど着席制限が設けられている。また、緊急脱出時を援助するために、客室乗務員の指示を理解して他の客に伝える役目も担う。

イグレス

一般的にイグレスとは、幹線交通機関を降りたあとに目的地まで向かう際の交通手段やその経路のこと。また、その機関のことをイグレス交通機関と呼ぶ。飛行場においては通常アクセス、つまり出発空港までの経路、手段に対して、到着した空港から宿泊先、旅行先など目的地への経路、手段をイグレスと呼ぶ。新幹線や開発が進むリニアなどに象徴される鉄道とのシェア争いにおいて、空港におけるアクセスとイグレスは非常に重要視されている。例えば東京を起点に国内旅客幹線交通を考えると、福岡空港のケースでは、市営地下鉄などで市内中心部と短時間で結ばれているなど、イグレス性が極めて良好であることが、新幹線と比べた際に航空会社が優位性を保つことができているひとつの条件。

遺失物取扱所

遺失物取扱所とは、空港内において落とし物や忘れ物を取り扱う場所。通常、落とし物や忘れ物をした場所によって連絡先や問合せ先が異なる。例えば「大阪国際空港(伊丹空港)」の場合は、空港ターミナルビル内で落とし物や忘れ物をすると、空港警備室への届け出が必要。航空機内で落とし物や忘れ物をした際は、各航空会社の窓口への問合せをしなければいけない。「新千歳空港」のホームページでは、さらに細かく分類されている。空港ターミナルビル前の歩道や駐車場への連絡橋で紛失した際は警備室へ、車道は千歳警察署、A駐車場は千歳観光連盟、B駐車場は空港環境整備協会、JRコンコースはJR新千歳空港駅へ。また、通常拾得物は遺失物取扱所や館内を巡回している警備員に届けると安心だ。

位置灯

位置灯とは、航空機の進行方向と位置を示すための灯火。右主翼端には緑、左主翼端には赤、尾部には白の灯火が装備されている。この位置灯は、ボーイング747では航空灯と呼ぶなど呼称は様々だが、すべての航空機に装備することが義務付けられており、両翼端の灯火は110°、尾部の灯火は140°の照射角度が規定。この色や角度によって、上空で操縦士の視界に位置灯が見えた際、自分の機体との距離や位置関係をしっかりと把握することができる。また着陸時などに他の機体との前後関係や速度などを見極める際にも役立つ。ボーイング747を例に見ると、航空機の外部灯火は位置灯(航空灯)の他に上部衝突防止灯、下部衝突防止灯、タクシー灯、翼照明灯、翼上非常脱出口灯、着陸灯、ロゴ灯などがある。

一般化費用

一般化費用とは、通常、移動にかかる運賃に加えて所要時間や運航頻度など、移動の便利さや不便さを貨幣換算した額の合計のこと。利用者便益を計測する上では、需要量に加えて一般化費用の計測が前提とされるなど、空港整備事業などにおいて費用対効果を分析する際に欠かせない指標のひとつである。一般化費用の計測方法には、所得接近法と選好接近法に基づく方法などがあり、データの利用方法などによりそれぞれの計測方法が選択される。なお、首都圏第3空港の必要性について検討される中で、羽田空港の能力が限界に達することに伴う経済活動等への影響が発表された。その際にも、羽田空港を利用できなかった場合の、他の代替経路を利用した際との一般化費用の差額が算出され、重要な資料となった。

イミグレーション

出入国管理のことで、国境や空港では出入国審査を指す。異なる国の間を行き来するときに、その出入国を国が管理して情報を把握するために行なう。物品の出入りを伴う場合は、手荷物検査が付随して実施される。出入国管理では、防犯や防疫、経済保護が主な目的で、犯罪者が国境を越えて移動することを防いだり、武器や麻薬などの持ち込みを防止するなど保安上に関することと、絶滅危惧種の野生動物を保護したり、生態系を乱す生物の移動を水際で阻止しするなど、生物や環境に関することが主となる。また、他国と隣接している国では、移民の数を制限する。

インチ

インチは、フィート・ポンド法による長さの単位でのひとつで、航空界でしばしば用いられる単位である。通常、距離を表す単位は大きく分けてフィート・ポンド法とメートル法が存在するが、一般的にはメートル法の使用が広がっている。しかし航空業界では、航空先進国であるアメリカやイギリスのならわしに合わせてフィート・ポンド法を併用する。特に飛行高度については、通常メートル法を使用している国々であっても、フィートを採用しているケースが多く見られる。長さを示すフィート(ft)の下の単位がインチ(in)である。12進法が使われ、1ftが12in。1inは2.54cmで、1ヤードの36分の1。つまり1ヤードは3ft、36inと言う計算になる。

インナー・マーカー

インナー・マーカーとは、滑走路からの距離を示す計器着陸装置(ILS、Instrument Landing System)の一部。着陸のために進行している航空機に対して、地上から上空に向かって電波を発信することで着陸進入端までの距離を知らせるマーカー・ビーコンのひとつで、着陸進入コース上の規定の場所に設置される。マーカー・ビーコンは、滑走路への距離によって大きく3種類に分けられ、最も近い所に設置されるのがインナー・マーカー。他に中間距離のミドル・マーカー、最も遠い所に設置されるアウター・マーカーがある。インナー・マーカーは、滑走路端から約1,000ft(約300m)に設置され、日本語では内側無線位置標識と呼ばれる。信号としては、3,000MHzの変調周波数の電波を発射している。

インファント

幼児のこと。国際線では出発時点の年齢が2歳未満、国内線では3歳未満の乳幼児が「インファント」として扱われる。国際線で2歳以上、国内線で3歳以上の幼児は「チャイルド」となり、航空券の価格が異なってくる。インファントは、座席を利用しなければ、国際線で大人の10%、国内線では無料と設定されているが、チャイルドでは国際線で大人の75%、国内線で大人の50%の料金となる。PEX(正規割引航空券)の場合でも、子供料金の設定がある。ただし、格安航空券では子供料金の設定がないため、大人と同じ料金となる。

インボラアップグレード

無料で上位クラスにアップグレードできること。エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードされることなどを言う。理由としては、オーバーブッキングやダブルブッキングなど、航空会社の都合で該当クラスに空席がないことにより、アップグレードされることが多い。例えば、エコノミークラスが満席でビジネスクラスに余裕がある場合には、ビジネスクラスを利用できる確率が高い。アップグレードは、マイレージ会員のステータスが高いほど有利となるとされており、頻繁に利用している客が優先されることが多い。

ウイングウォッチ

ウイングウォッチとは、日本語では誘導や翼端監視などといわれ、航空機の移動時に、機体が障害物や建物など周囲の物に接触しないように監視すること。航空機の機体は非常に大きく、翼は長いので、パイロットが目で確認することができない。その目に見えない多くの死角をカバー、フォローするためにウイングウォッチが役割を果たす。作業としては、ウォッチマンと呼ばれる人と、他の担当者が合図を交わしながら、航空機を安全に目標の場所へ移動できるように監視し、誘導する。航空機の特徴をはじめ、地上機材や車両の配置など、空港内の状況を正確に把握することが求められる仕事。また、ウイングウォッチには、他からの進入を防止するための監視を行なうという役割もある。

ウェーク・タービュランス

ウェーク・タービュランスとは日本語で後方乱気流のことで、航空機の翼の上下面に圧力差があることによって発生する現象。乱気流の大きさは航空機の重さや速度、翼の形などによって異なるが、通常は航空機の重量が重ければ重い程発生する渦が強くなり、大きな乱気流を引き起こす。発生後数分間持続し、かつ目視できないため、大型機のすぐ後ろを飛行する小型機は注意が必要。この深刻な影響を回避するために、大型機であってもウェーク・タービュランスの発生レベルを小さくする主翼や機体の形状が研究されている。最も強力なウェーク・タービュランスが発生するのは、重い航空機が着陸進入態勢にあるとき。そのため、大型ジェット機との距離を空けることや、距離が短い場合は管制官が注意を促すなどの策が講じられる。

ウェイティングリスト

飛行機の予約のキャンセル待ちのリストのこと。目当ての航空機の座席が満席で予約が取れない場合、キャンセルが出ることを待つことになるが、その際に航空会社のウェイティングリストに載せてもらうことができる。航空会社は、搭乗者にキャンセルが生じたときに、このリストから空いた座席を割り振るようになっている。ただし、ウェイティングリストの優先順位は、ブッキングクラスやマイレージの会員レベルなどによって変わってくるため、早くからキャンセル待ちをしていても必ず席が取れるとは限らない。

ウエイト・アンド・バランス

「ウエイト・アンド・バランス」とは、飛行機が空を飛行する際の「重量バランス」のこと。各航空会社では安全な飛行を実現するために「ウエイト・アンド・バランス」を管理し、常に航空機の重量や重心位置などを測定し、あらかじめ設定された重心位置移動許容範囲に収まるよう、重量の分布を操作している。一般的な旅客機の場合、乗客や貨物の重さなどはほぼ変動しないが、燃料などが常に変動していくため、そのような変動要素も踏まえて、必要燃料、許容搭載量、積み込む荷物の量と場所、離陸時の速度、滑走距離の計算、エンジン推力の設定、飛行高度の選定など全て計算されて設定されている。ただし、小型機の場合は、乗客1人が前後や左右に動くだけでも、大きな影響を受けるため、注意が必要となる。

運行管理者

「運航管理者」とは、英語で「dispatcher」と言い、出発地から目的地までの飛行計画を作成し、飛行中も機長をサポートするなど、飛行機の運航に関する全般を管理する国家資格取得者のことである。一定の実務経験を経て、国家技術検定の試験に合格し、さらに航空会社が決めた資格審査にパスした飛行のエキスパートである。飛行に先立って、各航空会社のオペレーションコントロールセンターなどにて、機長と目的地までの飛行ルートや飛行高度、機体に積み込む燃料の量、気象状況など、フライトプランについて討議し、安全性や時間などに問題がないことを確認し合ってプランが決定される。決定された飛行計画は、ATCフライトプランとして編集され、国土交通省航空交通管制部に提出される。フライトにおいては、機長と打ち合わせを行なったあとに飛行機を出発させ、飛行中も刻々と変わる天候など、常に状況を監視しながら機長に必要な情報を送り、運航の安全を確保する重要な役割を担う。さらに、飛行機が無事に着陸したあともパイロットと情報交換を行ない、次のフライトの重要な情報源としている。

運航規定

運航規程とは、飛行機が安全で円滑な運航を実施するための基準を設定した規程のこと。各航空会社など航空運送事業を営む者は、航空法をベースに、運航業務における基本方針やスタッフの資格に関する決まり、気象条件、緊急時の対策などあらゆる側面から独自に規則を設定して、運輸大臣の許可を得なければならない。日本航空を例に見ると、運航規程の内容を3種類のマニュアルとして設定し、日常業務に使用している。ひとつは、運航管理や運航基準、地上運航従事者など運航関係の業務に関する基本方針や規則などを定めたオペレーションズ・マニュアルである。2つ目は航空機の性能や運用、乗組員の操作に関する航空機運用規定。3つ目がアメリカのジェプソン社発行のマニュアルに独自の情報を加えた、航路図や各飛行場の進入方式、離陸方式などをまとめたルート・マニュアルである。

運航重量

運航重量とは英語でoperating weightと表記され、基本運航重量に、乗員やその荷物、乗客に対するサービス用品、食料などの重量を加えた重さのこと。乗り込む人員や航空会社として必要な荷物、食料なども含まれるが、これらの重量は路線によって変化する。なお、基本運航重量とは、航空機自体の重さに系統内の燃料や滑油、作動油、緊急装備品、及びマニュアルや航空日誌などの標準運航装備品の重量を加えた重さのこと。例えば北国の飛行場などで滑走路が凍結する可能性がある場合、着陸時の滑走距離が伸びる、離陸滑走中の発動機故障によりオーバーランするなどのリスクが考えられるため、運航重量をより厳しく制限するなどの対応が求められるケースもある。

運航費

運航費とは、航空機の運航にかかる各種経費の総称で、英語ではoperating costと表記される。飛行機の運航コストは、主に消費燃料費、整備費、空港着陸料、航行援助施設料、運航乗務員の人件費、客室乗務員の人件費、乗客へのサービス料、ハンドリングやディスパッチなどにかかる費用、飛行機償却費、その他、公租公課、保険料など。これらはDOC(direct operating cost)、日本語で直接運航費と呼ばれる費用であり、運航現価分析にも使われる、航空界の共通概念である。1フライトあたりの直接運航費は、一般的には機体が大きい程高くなると言われている。運航費には、この直接運航費の他に、会社の運営費やマーケティング経費などにあたるIOC(in-direct operating cost)、間接運航費がある。

運輸安全委員会

運輸安全委員会とは、航空、鉄道及び船舶の事故や重大インシデントについて調査し、原因究明などを行なう機関のこと。英語ではjapan transport safety board、略してJTSBと称される。重大インシデントとは、事故にはならなかったが事故が発生するおそれがあったと認められる事態を指す。調査結果をもとに、事故や重大インシデントの再発防止、被害軽減のための施策や措置について改善を促すなど、運輸安全委員会の施策推進のために必要な調査や研究を行なうことが主な業務。アメリカではNTSBと呼ばれる同様の組織が運輸省から独立しているが、日本の場合は国土交通省内のひとつの組織として設置されている。運輸安全委員会に期待される効果としては、事故調査体制の充実、事故などの原因となった関係者に対する勧告機能の強化、被害者への情報提供などが挙がる。

ARTS

ARTSはAutomated Radar Terminal Systemの略で、日本語ではターミナルレーダー情報処理システムという。航空交通管制情報処理システムのひとつであり、航空機の安全な運航及び定時運航を図り、かつ管制業務などの円滑な実施を支援するためのシステムである。ARTSは、secondary surveillance radarつまり二次監視レーダーなどから得た情報に対してコンピューターで高度な処理を加え、航空機を識別。管制室のレーダースコープの上に数字で便名や航空機の型式、飛行速度、飛行高度など様々な飛行情報を表示することで、ターゲットを自動追尾できる装置である。航空機が、管制官の肉眼では見えない位置にある段階から、管制指示を出せる状況を確保する意味でも、管制官の仕事にとって欠かすことのできないシステムである。

エーティーエー

ATAとは、Actual Time of Arrivalの略で、航空機が実際に到着した時刻のこと。時刻表上の到着時間は通常、STA(Schedule Time of Arrival)、到着予定時刻はETA(Estimated Time of Arrival)として表される。特に貨物に関しては、ATA、つまり実際の到着時間から起算して何分後という表記で書類の引渡し、貨物の突き合わせ完了時間などが決められている。ANA Cargoの場合を例に見ると、一般貨物の場合、パレット化した混載貨物のINTACTはATAから75分後に書類引渡しと貨物突き合わせ完了。梱包はされているがパレット化やコンテナ詰めされないで輸送される貨物LOOSEはATAから90分後に書類引渡し、旅客便の場合はATAから120分後に貨物突き合わせ、貨物便では180分後に貨物の突き合わせが行なわれる。なお、実際の出発時刻はATD(Actual Time of Departure)、時刻表上の出発時刻はSTD (Schedule Time of Departure)と呼ばれる。

エアウェイ

エアウェイとは、日本語で航空路のことである。これは、言わば一定の保護空域を持つ、空の中の通路。通常エアウェイは、主に航空保安無線施設を結んで設定される。航空保安無線施設の中でも、VORつまり超短波全方向無線標識の相互間を結ぶ航空路はヴィクター・エアウェイと呼ばれ、国内航空路の8割程度がこのエアウェイである。しかしヴィクター・エアウェイは2つのVOR間に1本しか設けられないため、航空交通路量が限定されることなど、航空機が集中してしまうと言う欠点も。一方で、NDB無指向性無線標識を主体とする施設を使用するエアウェイもある。さらに、洋上飛行に利用される国際航空路の場合には、無線施設によるサポートが限定的なため、他のエアウェイに比べて幅が広く設定されている点が特徴的だ。

エアカーゴ

航空機で輸送される貨物のこと。空港は人だけでなく、物流の拠点となることが多い。そのため、多くの貨物が海外に向けて輸送されたり、海外から送られてきたりする。航空機では貨物だけを取り扱う便もあり、空港内あるいは空港に隣接した区域に巨大な貨物ターミナルや物流センターが建設されている。これらの物流業務は、国際貨物を保管するだけでなく、航空機への積み降ろしや航空貨物としての加工などを行なっている。羽田空港や成田空港、関西国際空港、中部国際空港は大都市の周辺であるため、地域の代表的な物流拠点となっている。

エアブレーキ

エアブレーキとは一般的に圧縮空気を利用したブレーキのことで、汽車や電車、大型自動車などに用いられる空気制動機。航空業界におけるエアブレーキは、飛行機の動きを制動するための仕組みのひとつで、空気抵抗を利用して航空機の速度を落としたり、高度を低下させたりするための装置である。地上を走っている飛行機は、自動車と同様、車輪に取り付けたブレーキも使う。一方、空中を飛行しているときに用いるのがエアブレーキ、つまり空力的な制動手段で、大型の輸送機の場合、飛行中は主翼のスポイラーの一部を使用する。スポイラーには、飛行中と着陸後に使用できる物があり、地上ではスポイラー全部を使う物が多い。戦闘機や小型機は、専用のエアブレーキを備えるケースもある。

エアポートコンシェルジェ

空港の案内スタッフのこと。旅客ターミナルやロビー内を巡回し、空港利用者の案内を行なう。空港内施設に関することを熟知しており、利用客が探している施設を即答して案内する。また、接続する交通機関についても、利用客の目的地に合わせて行き方や料金なども知らせる。この他に、お土産や名物など商品に関することにも対応する。海外の空港でも多くのエアポートコンシェルジェが配備されており、世界中から来るツーリストやトランジット客などの対応を行なっている。

エアポートタックス

エアポートタックスとは、空港税のこと。空港施設の維持や改善のために、出国する旅客から徴収する料金。エアポートタックスはアジアや南米の大半の国で採用され、空港施設使用料、空港使用料、税関審査料、出入国税など、名称は国によって異なる。徴収方法は様々で、一般には飛行機の乗客が航空券とは別に、出発時に空港で支払うが、航空券購入時に航空運賃と一緒に支払う場合などもある。

エアラック

エアラックは英語でAeronautical Information Regulation and Control、略してAIRACと表記される。運航規程などの変更を必要とするような、運航上、非常に重要な航空情報について、世界的に統一された有効日に合わせて、少なくとも有効日の28日前には配布先に届くよう作成される方式のこと。国際航空に関する事柄については、少なくとも有効日の56日前には配布先に届くようになっている。航空路誌改訂版及び航空路誌補足版の冒頭に、エアラックを意味する「AIRAC」と付記される。なお航空路誌(AIP)とは、航空機が安全に運航できるよう、航空機の運航に必要な空港や航空路に関する情報を収録した印刷物で、パイロットがどこからでも誰でも閲覧できるよう、インターネット上で電子航空路誌(eAIP)も提供されている。

エクセスチャージ

超過料金のことで、搭乗時の預け荷物の超過料金のことを意味する。預け荷物は、個数や重量が規定以内であれば無料で預かってもらえるが、規定の個数・重量を超過するとエクセスチャージが発生する。許容重量は、利用航空会社、利用クラス、路線等によっても異なるが、エコノミークラスで20kg、ビジネスクラスで30kgが一般的。これを超過すると、1kg当たり数千円のエクセスチャージがかかり、荷物が多いと高額料金を支払うことになる。

エコノミークラス

「エコノミークラス」とは、旅客機のキャビンクラスのひとつで、一般的なクラスのこと。略号が「Y」のため、通称「Yクラス」と言われており、国外では「コーチクラス」や「スタンダードクラス」とも言われる。また、日本の航空会社では、主に国際線の普通席を「エコノミークラス」と呼び、国内線では「普通席」と呼ぶ。近年、エコノミークラスよりも上の「プレミアムエコノミー」というクラスも設けられ、シートスペースが広く取られていたり、上質な機内食、エンターテインメント、アメニティサービスなどを受けられる。JALの場合、シートピッチの拡大や座席のスリム化などで足もとのスペースにゆとりを持たせた座席となっており、ANAでは、「ザ・コノシュアーズ」というテーマのもと、世界の一流目利きたちとコラボレーションし、新たな機内食の提案や飲み物のセレクトにもこだわるなど、旅客の満足度を追求している。

エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群とは、静脈血栓塞栓症のこと。静脈血栓塞栓症には、足や下腹部の静脈に血栓ができる深部静脈血栓症と、この血栓が肺に飛んで肺の血管を埋めてしまう急性肺血栓塞栓症がある。いずれも、飛行機などに乗り、同じ姿勢で長時間いることで、血の塊である血栓が静脈にでき、全身の血液循環に支障をきたす疾患である。静脈血栓は着陸後など、歩き始めることをきかっけに足の血管から離れ、血液に乗って肺に到達。肺の動脈を閉塞してしまうことで、急な呼吸困難やショック症状を引き起こす。エコノミークラス症候群は最悪の場合、死に至ることもある怖い病気である。1980年(昭和55年)頃から広く知られるようになったが、エコノミークラスのみならず、飛行機の上級クラスの乗客や車の長距離運転者なども発症することから、旅行者血栓症とも呼ばれる。

FSC

「Full Service Carrie」の略で、以前からあるフルサービスを行なう航空会社のこと。近年、急速に普及したLCC(格安航空会社)と区別するための呼称で、「レガシー・キャリー」とも呼ばれる。LCCと比較すると航空料金は高めだが、発着時間帯が良く、規定内の手荷物の預け料や機内食、毛布、オーディオやゲームの利用など、機内サービスが受けられる。発着は国際的に有名な空港を使用でき、フライトの変更も少ないなど、輸送性や快適に優れている。それ以上に長年の実績による信頼度も高く、安心感がある。

FDMS

FDMSとは、Flight Data Management System、飛行情報管理システムの略。FDMSは運航情報処理部(Flight Information Management Section、略してFIMS)と管制情報処理部(Flight Data Processing Section、略してFDPS)で構成されており、国内外の航空関係機関との間で、航空機の運航に必要な情報の中継交換や、航空機の飛行計画、気象情報、捜索救難に関する情報をはじめ、様々な情報を管理、処理、提供する。また、従来の飛行情報管理システムであるFDMSや運航情報処理部FIMSに代わり、国内外の航空関係機関との間における、航空機の運航に必要なノータム、気象情報、捜索救難などといった様々な情報の中継、交換を行なうと同時に、航空機の飛行計画ファイルなどをデータベースであるFODB(Flight Object Data Baseの略)に登録し、その更新作業を行なうFACE(Flight Object Administration Center System、飛行情報管理処理システム)というシステムもある。

FDPS

FDPSは管制情報処理部(Flight Data Processing Section、略してFDPS)のこと。国内外の航空関係機関との間において、航空機の運航に必要な情報の中継、情報交換や、航空機の飛行計画、気象情報、捜索救難に関する情報をはじめ、様々な情報を管理、処理、提供するシステムで、FDMS(Flight Data Management System)、いわゆる飛行情報管理システムのひとつ。FDMSはFIMSとFDPSで構成されている。航空交通管理センターに設置された電子計算機を用いて、各航空交通管制部にかかわる飛行計画情報を集中的に管理、処理し、運航票などの航空管制業務に必要なデータをまとめる。各管制部に設置された集配信装置を経由して、そのデータを管制官に提供すると共に、航空管制システムに対しても必要な情報を提供すシステムである。

エプロン

航空機の駐機所のこと。飛行場の中で航空機が並んでいる屋外区域で、乗員・乗客の乗降をはじめ、荷物の積み降ろし、燃料補給、点検整備などを行なう。滑走路の近くに併設されており、空港ターミナルビルに隣接している空港もある。エプロンの中で個別の航空機を駐機するための区域を「スポット」と言い、空港ターミナルビルやサテライトとボーディングブリッジ(搭乗橋)を使って乗降するものを「固定スポット」、タラップを使って航空機に乗降するものを「オープンスポット」と言う。

エプロン照明灯

エプロン照明灯とは、英語でApron Flood Lights、略してFLOと言う。航空旅客の乗り降り、貨物の積み降ろし、給油、整備、夜間の駐機などのために特定された区域に対する投光照明のこと。特に、夜間における乗り降りの際の安全確保、航空機の移動や整備、給油などの地上作業、駐機時の保安対策などで重要な役割を担う。目的ごとに最適な明るさをもたらす。エプロンに進入してくる航空機のパイロットがまぶしいと感じないよう、適切な明るさを設定することが重要。管制官からの視認を妨げないようにすることもエプロン照明灯にとって非常に大切である。エプロン照明灯を設置するにあたっては、影が少なくなるように2方向以上から光を当てるといった、照明範囲や視認性、灯光器の選定など細やかな点に配慮しなければいけない。

MCO

「Miscellaneous Charges Order」の略で、航空輸送全般に利用できる運送券のこと。航空会社や旅行会社が発行する証票であり、券面に記載された金額での金券となる。航空運賃や関連料金の支払証となり、旅客運賃や超過手荷物料金の支払い、利用客への差額の払い戻しなど、様ーな目的用途に使われる。また、用途制限に記載がない場合は、MCOを交換発行して、有効期限を延長することも可能。ただし、利用できるのは券に記載されている者だけで、名義変更をしたり、譲渡したりすることはできない。

MCT

「Minimum Connecting Time」の略で、最低乗継時間を意味する。航空会社では、国内線と国際線、国際線同士の乗り継ぎ、ターミナル別の乗り継ぎ、航空会社別の乗り継ぎなど、様ーな最低乗継時間を設定している。この時間は規定されているため、厳守する必要がある。もしMCTを厳守していたにもかかわらず、何らかの事情で旅客機が遅れたことで、接続便に搭乗できなかった場合、航空会社は最終目的地まで振り替え便などの手配補償をしてくれる。その反面、MCTを守らなければ、航空会社は最終目的地までの旅程を補償してくれない。

MPM

「Maximum Permitted Mileage」の略で、2都市間運賃で適用される最大許容マイルを示す。正規の普通運賃は、飛行距離によって算出するが、直行便と経由便では飛行距離が異なるため、経由地を含めた総飛行距離が2都市間普通運賃の最大設定許容マイルを超えない場合は、同料金とする仕組みとなっている。最大許容マイルを超えてしまった場合、最大25%までは可能だが、25%を超えてしまった場合は、ある旅程部分を別料金として計算することになる。

LCC

「Low Cost Carrie」の略で、格安の航空会社。「バジェット・エアライン」とも言う。徹底的にコストの削減を図り、従来無料だったサービスを有料化するなどして、従来の航空会社より格安の航空運賃を実現した航空会社。FSC(既存の航空会社)と比べると輸送に特化しており、地方空港を利用したり、預け荷物や機内サービスが有料など、ムダを省いた分、運賃が大幅に安く、ビジネスマンやバックパッカーなどに支持されている。その反面、座席も自由に選べなかったり、予約のタイミングにより料金が変動したりする。

エレベーター

エレベーターとは、航空機の昇降舵のこと。一次操縦翼面のひとつであり、航空機の上下姿勢の制御、飛行機が飛ぶ方向を変えるために用いる舵である。他に、主翼部分には補助翼(エルロン)、垂直尾翼には方向舵(ラダー)と言う舵が付いている。このエルロン、ラダー、エレベーターの3つの舵をうまく操ることで方向や高度を変えながら目的地へ向けて飛行をするのだ。例えば地上からの高さを変えずに旋回しようとする場合は、エルロンを使用して機体をわずかに傾ける。それと同時にエレベーターで機体の前方を持ち上げるように旋回。ラダーが、エルロンとエレベーターによって動く機体のバランスを取る働きをする。

遠隔対空通信施設

遠隔対空通信施設は英語表記でRemote Center Air-Ground Communication、略してRCAGという。航空路管制機関(ACC)から遠隔制御されるVHF、UHFの航空路用対空通信施設のこと。航空交通管制部の管制官が管轄区域内を飛行する航空機と直接交信をしながら、管制承認、管制指示の伝達などを迅速に行なうための施設である。遠隔対空通信施設により、遠隔地の航空機と管制機関との直接交信が可能となった。政府は、航空交通安全施策のひとつとして通信施設の中に挙げられる遠隔対空通信施設の整備を進めている。特に昭和50年代から平成にかけて、飛行場管制所などを経由して間接的に交信している空域が多かったため、遠隔対空通信施設(RCAG)の整備を推進。2011年(平成23年)3月末時点の集計では全国に44ヵ所、2013年(平成25年)4月時点の集計では、47ヵ所にのぼる遠隔対空通信施設が設置されている。

エンジン

航空機で主に使用されているエンジンには、ピストン・エンジンとタービン・エンジンがある。ピストン・エンジンはプロペラで大量の空気を吹き出して加速する際の反作用を利用する物。タービン・エンジンは、単にエンジンの排出ガスを高速で噴出し、その反作用を利用する物である。さらに、ピストン・エンジンとタービン・エンジンの中立的存在としてタービンでプロペラを回すターボプロップ・エンジンや、ヘリコプターのローターを回すターボシャフト・エンジンなども広く普及している。他にもターボファン・エンジン、ラムジェット・エンジン、パルスジェット・エンジンなど様々なエンジンがあり、航空機の用途や目的に合わせて使われる。

エンジン・オイル

エンジン・オイルとは、エンジン部品の潤滑と冷却のためのオイルで、日本語では滑油という。一般的にはエンジンの回転部分や稼働部分に用いることが多い。ガスタービン・エンジン用として、粘度の低い合成油系が主体であり、高速での回転及び大きな慣性荷重に耐え得ることや、極圧特性に優れ、耐熱性や耐酸化性に優れている液体であることなどが求められる。ジェット・エンジンの典型的な系統では、滑油タンク、主滑油ポンプ、主滑油フィルター、滑油調圧弁、燃料滑油冷却器、滑油ジェットノズル、排油ポンプ、滑油タンクなどの経路で循環。また、単位時間あたりのエンジン・オイルの消費量のことを滑油消費率、oil consumption rateと呼ぶ。1飛行時間に消費したオイルの容積で表され、単位にはgal/hr、qt/hr、?/hrが使われる。

エントリー・ドア

エントリー・ドアとは、飛行機の搭乗口のこと。飛行中、機内の圧力により胴体内のドア枠に押し付けるようにしてドア全体で機内圧を受ける、プラグ・タイプ・ドアを採用している機体が多い。ドアの開閉は、片側にヒンジのある横開き式の物や、開く際に一旦内側へ引き込んだドアを動力によって胴体上方へスライドさせて開くスタイルなど様々。飛行機におけるエントリー・ドアは多くの場合、左側のドアが使われるケースが多い。このことは、船が運搬の主流だった頃の名残と言われている。右舷に舵板があるため船が左舷から接岸し、人や荷物の積み降ろしを行なっていた。旅客の乗り降りは左側のドアを使い、右側のドアは飛行中の食事や販売品などを搭載するために使うことが多い。

エンドース

航空券を発券した航空会社が、他の航空会社の便に振り替えること。発券した航空会社の出発便がトラブルなどで大幅に遅れて、予定時刻に目的地に到着することが不可能な場合は、同日同ルートの別の航空会社の便に変更する手続きを行なうことがある。エンドースは、正規運賃で発券されている航空券に限られており、割引航空券や格安航空券にはエンドースができないように「Not Endorsable」と記載してあることが多い。

オーディオ・ビデオ・オン・デマンド

多くの航空会社が実施している機内サービスのひとつがオーディオ・ビデオ・オン・デマンド、略してAVODシステムである。かつて飛行機内でのエンターテインメントと言えば、イヤホーンを通して音楽を聴いたり、コンパートメントごとにまとめられた大きな画面に映し出される映画を観たりする程度だった。しかし、エコノミークラスであっても全席にタッチスクリーン式のオーディオ・ビデオ・オン・デマンドシステムを採用している航空会社が急速に増加。これは、個々の座席に設けられたテレビモニターによって、旅客一人ひとりが好みのプログラムを選んで鑑賞できる仕組みで、映画やテレビ番組、アクション、ドラマ、コメディーなど様々なジャンルの番組を閲覧できる。また、音楽専門チャンネルやラジオ放送などを聴くこともできる他、ゲームや電子書籍を楽しむことができるシステムもある。

オートローテーション

ヘリコプターの操縦で、エンジンとローターとを切り離して、機体の降下によって生まれる空気の流れからメインローターの回転力を得る飛行方法。基本的に、ヘリコプターはすべてのエンジンが停止しても安全に着陸することができる。ただし、前進速度や高度が不足している場合は、オートローテーションに移行する前に墜落してしまう可能性がある。オートローテーションは、ヘリコプターの操縦には必須の技術で、ヘリコプターパイロットは必ずこの訓練を受ける。

オーバーシュート

オーバーシュートとは、飛行場への着陸進入の際に、予定していた着地点よりも先の地点に接地してしまうこと。オーバーシュートはオーバーランにつながる危険性があるため、注意が必要である。オーバーシュート、オーバーランを起こしてしまった場合に備え、着陸帯の両端には、航空機の重量に耐え得る強度を持ち、機体の損傷などの被害を軽減するための滑走路安全区域が設置されている。また、オーバーランしそうな航空機を確実に減速させ、航空機の損傷などを軽減させるためのアレスティングシステムを設定するなど、被害を最小限にとどめる工夫もある。なお、空中戦闘機動において、追っていた敵機を追い越す状態になってしまうこともオーバーシュートという。

オーバーブッキング

旅客機の座席数よりも乗客数の方が上回ってしまうこと。航空会社では、キャンセルの発生をある程度見込んで実際の座席数より多めの予約を受付けるが、見込みよりもキャンセルが少なかった場合に、この現象が起きる。特に欧米の航空会社は、見込み幅を大きく取る傾向にあるため、オーバーブッキングが起こりやすいとされている。オーバーブッキングが生じた場合、上位の座席クラスが空いていればクラスを変更して収容するが、それでも足りなければ、別便へ振り替えるなどして対処している。アップグレードは無料。

オーバーヘッド・パネル

オーバーヘッド・パネルとは、日本語で頭上パネルのこと。特に大型旅客機などの操縦室の天井に設置されているパネルのことで、エンジンの始動をはじめ、各種の操作、エンジン火災の際の消火システム用のレバーなど、重要な操作を実行するためのスイッチが並ぶ。日本においても航空機産業の分野が脚光を浴びているが、売れる飛行機を造るためには、パイロットが操縦しやすいかどうかも重要なポイントであるといわれる。左右両側の操縦席からアクセスできることが求められる計器やスイッチ類の配置、運航手順に適合した並び順、ライトの視認性など、コックピットにおける操縦性、操作性の向上を考える上でも、オーバーヘッド・パネルをいかに活用するかが鍵を握っている。

オーバーヘッドビン

オーバーヘッドビンとは、旅客機の客席頭上に設置された、手荷物を入れる共用の収容棚のこと。航空機の製造を手掛けるメーカーにとっては、このオーバーヘッドビンの収納量、収納可能な荷物のサイズを拡充させながらも、広い頭上スペースを確保することが大きなテーマにもなっている。例えばエミレーツ航空が発表した新仕様の機体では、天井の高い広々とした豪華な空間を演出するために、ビジネスクラスの座席においてオーバーヘッドビンを通路中央に集中。容量は増し、機体の窓側が開放的になった。また日本の国産初ジェット旅客機として話題のMRJにおいても、幹線機に持ち込み可能な手荷物をMRJ機内にも持ち込めるよう、大型のオーバーヘッドビンを設置。大型ローラーバッグが収納可能な客室内荷物収納スペースを確保している。

オーバーラン・エリア

「オーバーラン・エリア」は、航空機が着陸に際して正常な位置で停止できなかったときに備え、航空機を停止させるために設けられている場所のこと。通常、航空機が着陸するときは、滑走路全体の60%の距離で停止する規定されているが、航空機が接地点を誤り、オーバー・シュートしてしまったり、ブレーキ系統が故障したり、滑走路表面が滑りやすい状況であったりする場合を想定し、安全性を確保するため、滑走路の両端の外側に、航空機の重量にも耐え得る特別な強度のある区域を設けている。民間空港の場合は滑走路の延長線上に設置しているが、軍用機では、「バリアネット」と呼ばれるネットや「アレスティングワイヤ」と呼ばれるギアを使って、航空機を強制的に停止させる場合もある。そのため、「オーバーラン・エリア」が極めて短いケースもある。

オーバーラン帯灯

オーバーラン帯灯とは、航空機が安全に離着陸するために、飛行場またはその周辺エリアに設置された様々な飛行場灯火の内のひとつで、離着陸する航空機にオーバーラン・エリアを示す灯火を指す。オーバーラン・エリアの左右両側及び末端に赤い灯火を設置することで、滑走路とひと目で区別できるようにしている。オーバーラン帯灯以外の飛行場灯火としては、飛行場灯台、進入灯、進入角指示灯、精密進入経路指示灯、滑走路灯、滑走路末端灯、滑走路中心線灯、滑走路距離灯、接地帯灯、誘導路灯などがある。これらの灯火の種類や数は飛行場の規模や種別によって異なるが、灯火の色や配置によって、どの灯りが何を意味しているのかを視認しやすいように規定されている。

オープンジョー

出発便の到着地と帰国便の出発地が異なる場合や、出発便の出発地と帰国便の到着地が異なる場合の航空券のこと。例えば、AとBの2つの都市(国)を訪れる場合、出発便の到着地がAとなり、帰国便の出発地がBである場合はオープンジョーとなる。このときに、AとBの2都市間の移動が飛行機以外であることが条件となる。2都市間の移動を飛行機にした場合には、周遊航空券となる。複数の都市を効率的良く訪れたいときや、列車やバスなどで移動しながら観光したい人に最適な航空券。オープンジョーでの都市間の移動費用は、航空券には含まれない。

オープンチケット

「オープンチケット」とは、搭乗区間だけを指定し、搭乗便の予約をすることなく購入できる航空券のこと。主に、往復で利用することは決まっているが、帰りの日程が未定の場合や、航空券をまとめて購入しておきたいときなどに便利。また、往復運賃割引やビジネスきっぷなど、特定の旅程を一度に購入した場合に適用される割引運賃を利用できると言うメリットもある。なお、「オープンチケット」の他に、「フィックス・オープンチケット」があり、「オープンチケット」は復路便の予約が不要だが、「フィックス・オープンチケット」は復路便の予約が事前に必要となる。また、現地で日付の変更はできるものの手数料がかかるといった違いがある。また、格安航空券の場合、基本的には同じ航空会社内、同ルートでの変更に限られている。オープンチケットの対象となる運賃は航空会社によっても異なるが、通常は予約変更ができない運賃は除外となる。大人普通運賃や小児普通運賃の他、往復割引、身体障がい者割引、株主割引、ビジネスきっぷ、離島割引など、予約変更ができる運賃に限定される。ただし、有効期間があるので注意が必要となる。

追い風

追い風とは、飛行中の航空機に対して後方から吹く風のこと。飛行機は通常、風に向かって離着陸を行なう。これは追い風よりも向かい風の方が、より短い距離で離陸や着陸が行なえるため。追い風で着陸した場合、停まりきれずに滑走路をはみ出し、オーバーランしてしまうリスクが高まる。例えばJALの天気情報のウェブサイトによると、風がない状態であれば時速225kmくらいの速度で着陸できる飛行機でも、追い風が10m(時速36km)の状態で着陸しようとすると、着地したときの速度は時速260km程度まで高くなってしまう。一方、向かい風が10mの状態であれば、時速は190km程と低速になり、短い距離で減速できるのだ。また、飛行機の往路と復路で飛行時間が異なる現象にも、追い風と向かい風が大きく影響している。

オペレーションズ・マニュアル

運航関係の業務に関する基本方針や実施規則などを定めたもので、航空会社の運営方針に基づいて設定されている。内容については、運航管理や運航基準、地上で運航にかかわる者の業務内容や資格、乗員編成や機長をはじめ各乗員の責任と任務、訓練、最低気象条件、緊急事態発生時の機上と地上双方の対策法などが細かく記されている。航空会社に従事する者は、このマニュアルを行動指針として業務に当たることになっている。この他、ハイジャックや爆発物脅迫など反社会的行為への対策も明確に記されている。

音声気象放送

音声気象放送とはvoice language meteorological report、略してボルメット(VOLMET)のこと。音声放送を使って地上から航空機へ向けて気象情報を伝える業務で、広範囲に向けて情報を提供する物は短波帯の周波数を用い、局地的に放送する場合には超短波帯の周波数が用いられる。なお、日本が所属している太平洋地域のグループでは、グループ内の6つの無線局が順番に各5分ずつ、短波帯の4つの周波数を使って音声気象放送を行なっている。東京にある日本局では成田国際空港、関西国際空港、東京国際空港(羽田)、新千歳国際空港、中部国際空港「セントレア」、福岡国際空港、韓国のインチョン国際空港の放送を受け持つ。日本の空港の中でも、沖縄の那覇国際空港については香港局が担当している。

音速

音速とは、大気中を進む音の速さのことで、気温が高くなればなる程高速に、低くなればなる程低速になる。音速は1秒間におよそ340m、時速に直すと約1,200km以上の速さ。日本では、時速約900kmで、音の速さよりも少し遅い速度で飛ぶ遷音速旅客機が一般的で、航空機が自ら出している音の波に追い付こうとする勢いで進んでいる。一方で、強力なエンジンにより音速を超えて飛ぶ超音速旅客機という飛行機もある。イギリスとフランスが共同開発したコンコルドと呼ばれる旅客機に代表されるが、衝撃波の影響など懸念点も多い。また、音速は空気の密度によっても変化する。高度が高くなればなる程遅くなり、高度1万m、気温-50℃の標準大気条件下では、秒速で約300m、時速で約1,000kmになる。

オンデマンド機内娯楽装置

オンデマンド機内娯楽装置とは、旅客機内で過ごす時間を楽しむための機内娯楽装置のひとつ。音楽、映画、テレビ番組、ゲームなどを、プログラムの順番にかかわらず、搭乗客が自分の楽しみたいときに自由な位置からスタートできる機能を備えている。一時停止をしたり、続きから再開できたりするなど、搭乗客一人ひとりが自らのペースに合わせてプログラムを楽しむことができる。オンデマンド機内娯楽装置の機材は、搭乗する航空機の機種などによって異なるが、タッチスクリーンやハンドセットを使って好みのエンターテインメントプログラムを選択し、サービスを閲覧、操作できる物が主流。機内アナウンスが流れる際は、イヤホーンやヘッドホンも切り替わり、アナウンスが聞こえるようになっている。

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