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航空保安大学校で受ける基礎研修



専門性の高い航空管制官の基礎を学ぶための学校が航空保安大学校です。ここでどのようなことを学ぶのでしょう。

航空保安大学校で学ぶこと

航空保安大学校で学ぶこと

航空保安大学校は航空業界に、航空管制官をはじめ、航空管制運航情報官や航空管制技術官などを送り出してきた、航空保安職員を養成する文教研修施設です。

航空管制官採用試験の合格者を採用し、航空管制官基礎研修課程の「研修生」として航空管制官を養成するほか、航空保安大学校学生採用試験に合格した者を「本科生」として採用し、航空管制運航情報官と航空管制通信官、及び航空管制技術官を養成しています。

いずれも入校=採用ですので、国土交通省の職員として見なされ、授業料は無料。学びながら給与や諸手当が支給されることになります。ただし、残念ながら大学ではないので、卒業しても学位の取得はありません。

本科生には2年の研修期間が設けられていますが、研修生には1年しかなく、時間がかなり限られています。そのなかで専門性の高い航空管制官になるためのベースを、基礎研修と基礎試験を通して身に付けていきます。航空無線通信士資格もこの間に取得します。

本科生も研修生も、同敷地内にあるバス・トイレ付きの個室がある全寮制での生活を送りながら、それぞれが習得すべき学業に専念します。

実習では180度と360度のスクリーンを採用したバーチャルシミュレータやコンピュータグラフィックを駆使して、航空機の動きを忠実に再現した飛行場管制実習室、空港用のレーダー管制シミュレータを備えたレーダー管制実習室などを使用します。よりリアルな設備を使うことで、研修後に配属される専門性の高い現場で、実地訓練に適応できるレベルを目指して実習を重ねます。

航空管制官基礎研修生が1年間に習得する学科と実技の内容を以下に示します。

航空管制官基礎研修課程における学科

航空管制官基礎研修課程における学科

学科には以下のような科目があります。

実用英語、航空英語、国際航空法規、国内航空法規、電波法規、航空交通業務概論、飛行場管制論、進入管制論、ターミナルレーダー管制論、航空路管制論、航空路レーダー管制論、管制業務用英語、情報処理システム概論、航空航法、航空気象学、公務員教養、保健体育 ほか

航空管制官基礎研修課程における実技

航空管制官基礎研修課程における実技

実技には以下のような科目があります。

飛行場管制方式、進入管制方式、ターミナルレーダー管制方式、航空路管制方式、航空路レーダー管制方式、情報システム操作 ほか

(国土交通省「航空保安大学校」パンフレットより)

航空保安大学校を卒業後の進路

航空保安大学校を卒業後の進路

1年間にわたる研修を無事に終えると、その後は全国4ヵ所、札幌・東京・福岡・那覇にある航空交通管制部や、全国の空港に配属されることになります。それぞれの現場において、空港なら地形などの特徴を把握することから始めて、一人前の航空管制官となるためのさらなる訓練や研修が続いていくのです。