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空港情報

航空管制のレーダーと無線



空の安全と効率化を図るために、航空管制ではレーダーと無線を活用しています。どのような特徴や使い方があるのでしょう。

航空無線の特徴

航空無線の特徴

航空無線とは、主に航空機のパイロットと管制官の間で行なわれる、音声による通信手段です。その周波数帯はVHF帯で、周波数は118メガヘルツから136.975メガヘルツと国によって決められています。電波形式は、ラジオ放送と同じAMが使われます。これは、2つの信号が同時に発信されたときに、受け手が信号のダブりを感知できるという特性があるためで、航空無線ではこれがとても大切です。例えば、遠方から届く微弱な信号でもきちんと確認できなければ、危険な状況を回避することができなくなる可能性があるからです。

日本の航空路管制は、大きく4つの管制区に分けられています。札幌管制部は北海道と東北北部担当、東京管制部は東北南部から四国と中国地方の東部まで、福岡管制部は中国地方西部と九州担当、残りを那覇管制部が受け持ちます。さらに、それぞれの管制部が細かくセクターという単位で区分けされています。

航空機は、管制機関ごとに決められた周波数を管制官の指示によって次々とリレーし、無線で交信しながら目的地までたどり着くことになります。

レーダーの特徴

レーダーの特徴

航空管制用のレーダーは、空の安全を守る航空管制官に、航空機の位置情報や識別情報を提供するために欠かせないツールです。航空機の運航に関して、利用されるレーダーにはいくつかの種類があるので、以下に示します。

航空管制で利用されているレーダー

航空管制で利用されているレーダー

次の3つが挙げられます。

  • 航空路用のレーダー(ARSR/Air Route Surveillance Radar:航空路監視レーダー)または(ORSR/Oceanic Route Surveillance Radar:洋上航空路監視レーダー)
  • 空港監視レーダー(ASR/Airport Surveillance Radar)
  • 空港面探知レーダー(ASDE/Airport surface Detection Equipment)

航空路監視レーダー(ARSRとORSR)は、航路上にある航空機の位置を探し出して、航空機の誘導や航空機同士の間隔を一定に保つために、航空路管制業務で活躍しています。

空港監視レーダーのASRは、空港で飛行中の航空機をとらえるレーダーで、空港から約110キロメートル以内の空域にある航空機の位置を探知して、航空機の出発や進入機の誘導、及び航空機同士の間隔設定などを行なうターミナルレーダー管制業務に役立てられています。

空港面探知レーダーのASDEは、空港地表面の航空機や車両の動きを監視して、それらの交通の安全を図るための高分解能レーダーで、飛行場管制業務を支えます。(国土交通省「航空行政の概要」より要約)

このように、航空機の位置に応じて、さまざまな管制官が航空機の安全な離着陸のための誘導を行ないます。その際には、これらレーダーから得た情報を元に、航空機のパイロットと無線によって交信し、指示を伝えているのです。