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空港情報

ターミナルレーダー管制業務と飛行場管制業務



空港の安全を守り、効率の良い離着陸を行なうための中枢機能が、管制業務です。管制官はどのような仕事をしているのでしょうか。

2つに分かれた管制業務

2つに分かれた管制業務

まっすぐ伸びた管制塔は、空港施設の中で一番目を引く存在です。地上数十メートルもある管制塔の中には航空管制室が2ヵ所あって、同じ管制官でありながら、それぞれ違った役割を担って、空の安全を守っています。

目視が中心の飛行場管制業務

目視が中心の飛行場管制業務

まず1つ目の管制業務が「飛行場管制」です。空港で一番目立つ高い所、管制塔の最上階にあるコントロールタワーで業務を行ないます。360度の全面ガラス張りで、空港全体を見渡すことができる開放的な構造になっています。

ここに配属される航空管制官は、主に目視による管制を行ない、空港から半径約9キロメートル、高度900メートルの範囲にいる航空機の離陸・着陸に対して指示を出し、安全な誘導を行ないます。

多数の航空機の離着陸を処理する必要があるため、現在はいくつかのセクションに分かれて業務を行なっています。まず、飛行場管制(タワーコントロール)は、離陸や着陸許可を出す役割を担います。地上管制(グランドコントロール)では、出発機に対するプッシュバックの許可を出したり、滑走路までのタキシング(地上走行)経路の指示を出します。また、データ処理をする担当者もいて、航空機の運航に必要な情報を関連施設と交信して入手し、ほかの管制官に配布します。そして管制承認伝達(クリアランスデリバリー)では、飛行に際して事前に提出されるフライトプランの管制承認を伝えています。

レーダーを駆使するターミナルレーダー管制業務

レーダーを駆使するターミナルレーダー管制業務

同じ管制塔の中でコントロールタワーの下に位置するレーダー管制室でも、管制業務が行なわれています。ここでは、「ターミナルレーダー管制」を行ない、レーダー機器を駆使して、空港から離れた位置にいる航空機に針路や高度を指示しています。

目視による飛行場管制を離れ、航空路管制にリレーするまで、また、空港に着陸する航空機を航空路管制から空港管制に引き継ぐまでを担当します。

空港によって範囲が異なることがありますが、飛行場管制を離れた航空機で、100キロメートル以内、高度4,300メートル(1万4,000フィート)以下に位置する航空機が管制範囲です。ターミナルレーダー管制では、管制官が上昇・降下の指示や飛行経路などの指示をするほか、出発機を効率よく上昇させたり、管制間隔を設定して、空港へ着陸のため降下する航空機を順序よく一定の間隔で並べるようにしています。

このように、さまざまな役割を担当する管制官が存在し、管制業務の分業化がなされ、業務の効率化を図っているのです。