ご希望の空港[飛行機]情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

ユキサキナビ
空港[飛行機]
トップページへ戻る
トップページへ戻る

空港情報

航空管制室と航空管制官



空港の施設の中でひときわ目を引く、背の高い建物。それが管制塔です。その中にある航空管制室と、そこで働く航空管制官について、ご紹介します。

管制塔にある航空管制室と、航空管制官

管制塔にある航空管制室と、航空管制官

航空管制室とは、コントロールタワーと呼ばれる管制塔の中にあります。息をつく暇もないほど離着陸を繰り返すたくさんの航空機の誘導を行なうため、常に緊張を強いられる職場です。しかしながら、その緊張をほぐす目的もあるのか、決められた制服が特にないため、航空管制室は一見リラックスした雰囲気を醸し出しています。

コントロールタワーの最上階には、全面ガラス張りになった航空管制室があります。そこでは管制官が目視によって、航空機の離着陸や地上走行する航空機、そして空港内を走り回る車両に対して、無線機を使って交信する「飛行場管制」を行なっています。

飛行場管制室の下に位置する「ターミナルレーダー管制」では、管制官がレーダーを見て各航空機を識別し、高度や針路について指示を出して安全な誘導を行なっています。レーダーでの管制になるので、目視ができない離れた場所にいる航空機が専門です。

以前は明るい部屋だとブラウン管の画面が見づらかったため、暗室で業務を行なっていました。近年は画面が液晶化されたおかげで、部屋の照明を落とすことなく、管制業務に就くことができるようになっています。

ちなみに国内で一番高い管制塔は、日本で最も大きな空港である羽田空港の、115.7メートルの塔です。もちろん最新の耐震・対風圧構造になっていて、万が一の災害時にも空港の心臓部が機能し続けられるように配慮されています。

航空管制官による管制業務

航空管制官による管制業務

航空機の航路における管制は、いくつかの管制業務に分けられています。空港周辺のエリアに関する管制業務は「飛行場管制室」と「ターミナルレーダー室」で行なわれています。また、空港の周辺を離れたエリアについては空港の管制室ではなく、航空交通管制部が担当します。それぞれの担当は以下の通りです。

管制業務の種類

管制業務の種類

「空港の飛行場管制室」での管制業務

飛行場管制業務
空港近辺を飛行する航空機に対して、滑走路に離着陸するタイミングを指示して、その許可を出しています。また、誘導路など地上を走行している航空機や作業車両に対しての管制業務も行ないます。滑走路周辺の目視可能なエリアが管制範囲です。

「空港のレーダー管制室」での管制業務

ターミナルレーダー管制業務
飛行場管制室にいる管制官が目視による確認ができない、少し離れた距離にいる空港周辺にいる航空機に対して、レーダーを用いて、安全なルートや高度、スピードの指示・誘導などを行なっています。
着陸誘導管制業務
着陸する航空機に対し、レーダーを用いて飛行のコースと適切な高度を指示します。地上から、航空機の滑走路への誘導を行なう業務です。

「航空交通管制部」での管制業務

航空路管制業務
空港周辺の空域を除いた広いエリアを飛行する航空機に対して飛行経路、高度などを指示しています。航空交通管制部は全国に4ヵ所(札幌、東京、福岡、那覇)にあって、担当エリアの航空機を管制します。

このように、航空管制は分業化によって個人の負担を軽減し、安全性をキープしているのです。