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空港情報

空港へ着陸する優先順位



航空機の着陸には優先順位があることは知っていても、どうやってその順位を決めているかを知っている人は少ないのではないでしょうか。その優先順位について説明します。

着陸のときの優先順位とは

着陸のときの優先順位とは

ある空間に、たまたま居合わせた2機の航空機があったとします。ともにこれから同じ空港に着陸する予定でいた場合、どちらが待機して、どちらが先に着陸するか、その優先順位をどうやって決めているのでしょう。

例えば車の場合、信号も停止線もない、道幅が同じ2本以上の道路が交わる交差点で、まったく同じタイミングで交差点に進入してきた複数の車があったとしたら、優先権は常に左側の車にあります。これと同じようなルールが航空機にもあり、それは高度が低いほうに優先権が与えられる、というものです。

ちなみに、正面衝突しそうになったら互いに右によける、という決まりもあります。また、種類の違う航空機の場合には、気球よりもグライダー、飛行船、飛行機・ヘリコプターの順番で優先権は低くなります。

また、種類が同じ航空機が同じ条件下にいて、正面衝突の危険性がない場合には、右側にいる航空機が優先されます。

しかしながら、陸上と違って、普段の生活からは想像もつかない高速度で移動中の航空機です。かなり大型機であっても目視して見つけることは難しいため、相手からもこちらの航空機は見えていないと仮定して操縦するのが賢明だといわれています。大型機の場合は特に、高速飛行中の回避操作への反応は相当に遅いものと認識するべきです。

緊急着陸の優先権

緊急着陸の優先権

とはいえ、何をおいても優先権があるのは、緊急事態を宣言した航空機です。「緊急事態を宣言する」とは、エンジントラブル、燃料不足、火災、急病人の病院搬送など、何かしらの緊急事態に陥った航空機が、管制官に対して、着陸の優先権を与えて欲しいと訴える事態です。この宣言が出された時点で、その航空機には着陸の最優先権が与えられ、滑走路の長さなど受け入れ態勢の確認さえ取れれば、近くの空港はもちろん、航空自衛隊の基地、米軍基地など、どこへでも着陸が可能です。

同時に、通信の優先権も与えられ、同周波数でのほかからの通話はシャットアウトされ、避難通信以外の通話はできなくなります。

仮にこの緊急事態を宣言した航空機が、無事に目的地であった空港に着陸できたとしても、この着陸はすでに宣言をしているので、「緊急着陸をした航空機」として認識されます。

航空機の緊急事態宣言を聞いた周囲のあらゆる人々は、ダメージを最小限に抑えるために手を尽くします。該当機のパイロットはもちろん、管制、空港、そこで働くスタッフすべてが、この航空機のために最善を尽くす体制に切り替えて事態の収拾にあたるのです。