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空港情報

空港整備のための特殊車両



空港には、航空機の支援作業用の特殊車両以外に、空港を整備するために配備されている車があります。どんな車両があるのでしょうか。

最重要施設、滑走路を整備している車両とは

最重要施設、滑走路を整備している車両とは

空港の重要な施設といえば、なんといっても航空機が離着陸する滑走路です。航空機の重さは、ジャンボジェットなら350~400トンにもなりますから、巨大な機体が走行する滑走路は、一般の道路よりもかなり頑丈に舗装されています。舗装だけでなく、4層の頑丈な構造になっていて、全体の厚みは約1.5メートル。これは一般の自動車道の約2倍にあたります。滑走路の末端を斜面状にして水はけの良い構造にするなど、空港の地形に応じてさまざまに工夫されています。

滑走路のブレーキ効率を高めるために施されているのがグルービングと呼ばれる溝です。幅6ミリメートル、深さ6ミリメートルの溝が、32ミリメートル間隔で滑走路面に対して横断する方向に施されており、この溝の施工専用車両が滑走路を整備するために活躍しています。削った屑が飛び散らないように水と一緒にバキュームし、さらに水と屑を分離して、またその水を再利用できるしくみになっている高性能ぶりです。

グルービングによって航空機の制動距離を短縮できる以外に、雨や溶けた雪の排水を促進する効果や、水膜によってブレーキが利かなくなるハイドロプレーニング現象を防ぐ効果もあり、全国にある空港の滑走路で採り入れられています。

その他の特殊車両とは

その他の特殊車両とは

この滑走路を始発便の離陸前に、異物が落ちていないか、滑走路の舗装面に異常がないか、航空管制の運航情報官が乗り込むパトロールカーが出動し、細かに点検して回っています。

そして、スムーズな航空機の離着陸に欠かせないのが、空港内の路面を掃除する車両、その名も空港用路面清掃車(エアポート・スイーパー)です。複数の回転ブラシや強力なバキューム機能を駆使して、滑走路をはじめ、着陸後に駐機場まで移動し、離陸時には駐機場から滑走路まで導いてくれる誘導路や、駐機スペースであるエプロンにある、ゴミや小石、異物を取り除いています。

また、滑走路に付着したゴムを取り除くのも大切な役割のひとつです。航空機は、着陸時にタイヤが削れて、滑走路にゴムが付着します。このゴムによってグルーピングが目詰まりすると、滑走路の摩擦係数が著しく下がり、安全な運航に支障を来たすのです。

以前は化学洗剤などによる除去作業で環境への影響を心配する声も上がりましたが、現在は超高圧水を噴射して除去する方法が多くの空港で採り入れられ、安全性が重視されるようになりました。

このように、滑走路の摩擦係数を正常に保ち、滑走路の機能をキープするために、エアポート・スイーパーの働きは欠かせないものですが、作業する時間帯は、夜間などを中心に航空機の運航の合間を縫って進められています。