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輸出入品を扱う企業の通関士



航空貨物を扱うためには欠かせない通関の仕事。企業の輸出入品を扱う通関士はどのような仕事をしているのでしょう。

通関士の主な仕事

通関士の主な仕事

日本で生活していると、身の回りには家具や衣類、食料やワインに至るまで、外国から輸入された品物であふれています。また、日本からは車や電気機器など多くの製品が輸出されています。この輸出入の手続きを行なっているのが通関士です。

通関士とは、貿易関係の資格の中では唯一の国家資格で、財務省によって認定されています。主な仕事は、通関手続きの代行、通関書類の作成、関税計算書などの審査で、いわば貿易に関するプロフェッショナルです。

輸入業者は、輸入した品物を確実に通関させて、世の中にできるだけ早く流通させることで利益を生み出します。また、輸出業者も、早く通関させることができれば、その分国内で保管する倉庫のコストも抑えられ、利益が生まれやすくなります。

そこで複雑な通関業務を適正かつ迅速に進める上で活躍するのが、貿易業務に精通した通関士なのです。

しかしながら、通関士を名乗るためには、勤務先の通関業者が税関長に届け出を行ない、確認される必要があります。しかも、確認を受けた通関業者の通関業務に従事しないことになったときには、通関士ではなくなる、と通関業法第31条によって定められています。

つまり、財務省が認める国家資格ですが、通関業者に雇用され、税関登録がなされてはじめて通関士として活躍できることとなり、通関士として独立開業する道は拓かれていないのが現状です。

通関士になるには

通関士になるには、財務大臣が決定した問題を使って各税関長が実施する、通関士試験に合格する必要があります。試験は毎年1回で、筆記試験はマークシート方式です。

平成25年 第47回通関士試験の試験科目

財務省より発表された通関士試験の試験内容は以下の通りですから、参考にしてください。

試験科目

  • 通関業法
  • 運関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(同法第6章に係る部分に限る)
  • 通関書類の作成要領その他通関手続きの実務 (財務省の資料より抜粋)

なお、受験資格に学歴、年齢、経歴、性別などの制限はいっさいありません。今後規制緩和が進んで、個人輸入業などがますます盛んになったときにも、貿易の実務や法律の知識が役に立つでしょう。

また最近の傾向として、国によるAEO制度が導入され、注目されています。この制度は、

その企業が扱う貨物の安全性と、法令はもちろん、企業倫理や社会貢献が確立されているとする、コンプライアンス体制が整備された企業として認定を受けると、輸入貨物の書類審査や検査の一部を省略できることになり、通関に要する日数が短縮できるものです。

この制度の導入がさらに進み、自社で通関できるようになると、通関士のニーズは高まると予想されます。