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空港情報

空港・飛行場のしくみ「燃料供給エリア」



駐機場で駐機中の航空機には、次のフライトに向けて、地上支援と呼ばれるさまざまな作業が行なわれています。その中のひとつ、燃料供給はどのように行なわれているのでしょうか。

地上支援作業のひとつ「燃料供給」

地上支援作業のひとつ「燃料供給」

滑走路に着陸して誘導路を通り、エプロンと呼ばれる駐機場までようやくたどり着いた航空機は、貨物を降ろすためのローダー車をはじめとする多くの支援車両とスタッフに囲まれて「地上支援」を受けます。機内の清掃や汚水の処理、機体の洗浄に整備点検、そして燃料の補給など、その業務は多岐にわたります。

航空機は通常、燃料タンクを満杯にして飛ぶことはありません。目的地までの燃料に加えて、急きょ代替空港へ着陸することになった場合を想定した燃料とトラブルに対応するための予備燃料を元に算出した量だけを搭載します。

そのため、着陸してエプロンに入った航空機は、次の目的地までの燃料を算出し、その量から機体に残った燃料を差し引いた分だけ、燃料の補給を受けることになります。

このように、エプロンは航空機の駐機場であると同時に、燃料供給エリアでもあるのです。

燃料給油のしくみ

燃料給油のしくみ

航空機の燃料はジェット燃料と呼ばれる専用の燃料を使っています。

燃料の補給方法は2通りあり、1つ目は、小規模な空港でよく使われている「レフューラー方式」です。これはタンクローリー式の専用給油車を航空機に横付けして、車の燃料タンクから燃料補給を行ないます。比較的補給量が少ない、国内線などが多く運航する空港で採用されている方式です。

2つ目は「ハイドラント方式」です。こちらはエプロンのスポットにある給油口(ハイドランド・ピット)と空港敷地内にある巨大な貯蔵タンクが長いパイプラインで結ばれています。その給油口からサービサーと呼ばれる専用車の中継を経て、航空機に燃料を送り込むしくみになっています。こちらは膨大な貯油能力が特徴で、国内では成田空港羽田空港のような、ジェット機が多数乗り入れしている空港で採用されています。

ちなみに、空港にはどのくらいの燃料が常時キープされているのでしょうか。例えば成田空港で使われている貯油タンクは1基の容量で4,000~8,000キロリットルで、全部で33基あります。これは空港で消費される航空燃料の約7日分に相当します。

ちなみにボーイング747-400が東京からニューヨークまでの1万1,000キロメートルを飛ぶと、約160キロリットル、同機材で東京から札幌までの900キロメートルを飛ぶと、約13キロリットルの燃料を消費します。航空機の性能は年々向上していて、燃費が良くなる傾向にあります。