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空港・飛行場のしくみ「誘導路の種類と基準」



空港に設置されている航空機が地上を進むための通路にはさまざまなタイプがあります。それぞれどんな特徴があるのでしょう。

誘導路の種類について

誘導路の種類について

地上での航空機の渋滞を防ぐために、空港には誘導路という航空機のための通路が設けられています。別名「タクシーウェイ」とも呼ばれ、離陸時には駐機場から滑走路まで、また着陸時には滑走路から駐機場まで移動するために使われています。

この誘導路には「平行誘導路」、「取付誘導路」、「高速脱出誘導路」などの種類があり、それぞれの空港の運航回数などに応じて設置されています。

まず、運航回数の多い空港に設置されているのが、「平行誘導路」です。文字通り、滑走路に平行した配置になっていて、駐機場などからこの誘導路を使って滑走路の出発地点近くまで移動することができます。

また、この平行誘導路と滑走路を結んでいる誘導路を「取付誘導路」といいます。滑走路と直接つながっているので、平行誘導路を移動してきた航空機が滑走路に入る際には、この誘導路を通って進入します。また、着陸後は停止位置に近い取付誘導路を使って滑走路から離脱します。この誘導路は滑走路の末端部分や500メートル間隔ごとに、直角に取り付けられます。なお、大規模な空港では処理機能をさらに高めるために、平行誘導路を2本(二重平行誘導路)設置するケースもよく見られます。

滑走路と直角に交わる取付誘導路に対して、滑走路に対して角度30度以下の斜めに取り付けられた誘導路が「高速脱出誘導路」です。この斜めの角度がポイントで、着陸した航空機がある程度まで減速したら、滑走路上で停止することなく誘導路へ進入することができるため、離着陸が過密な空港向きの誘導路といえます。

そのほか、駐機場内に出入りするための誘導路や、滑走路の端に設けられた転回用の誘導路、同じく滑走路の端に設けた待機スペースとしての幅広の取付誘導路など、空港内の効率化のために誘導路は広く利用されています。

誘導路の設置基準とは

誘導路の設置基準とは

航空機の安全な離着陸に直接関わりがあるため、滑走路や着陸帯と同じように、誘導路は航空法施行規則によって、その幅や勾配、誘導路縁と固定障害物との間隔まで細かく定められています。

滑走路の長さが3,000メートルの空港の基準を抜粋すると、誘導路の幅は23メートル以上、縦断勾配は1.5%以内、横断勾配は1.5%以内、固定障害物との間隔は39メートル以上に設置する必要があります。ただし、誘導路の幅については中心線から偏る場合などにも考慮して30メートル以上が望ましいとされています。