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空港情報

空港・飛行場のしくみ「滑走路の種類」



飛行機の離発着に欠かせない滑走路は、航空機の大きさや重さに応じて計算された長さで配置されています。では、その配置の仕方にはどんな種類があるのでしょう。

滑走路の基本

滑走路の基本

1つの空港に2本以上の滑走路を設けるのは、処理能力を向上させるためと、一定限度以上の横風が吹くと離着陸が制限されることから、この横風に対応するためという2つの目的があります。

近年、運航数の多い空港は、2本以上の滑走路を備えて処理能力を高め、過密な運航の緩和を図る傾向があります。複数の滑走路は、平行に走る滑走路の間隔や配置される角度などから、いくつかのパターンに分けられています。

滑走路の種類について

滑走路の種類について

滑走路の種類には、「オープンパラレル滑走路」、「クロースパラレル滑走路」、「オープンV滑走路」、「インターセクション滑走路」があり、処理能力向上という点でのメリットが大きいのが「オープンパラレル滑走路」です。長い2本の滑走路が平行に配置され、なおかつ両滑走路の間隔は最低でも1,350メートル以上離れています。そして、この間隔が1,500メートル以上ある場合には、2本の滑走路で同時に離着陸することが可能になります。2本の滑走路を離陸用と着陸用に分業できれば、安全性をより高めることにつながります。これは、時間帯によって着陸機ばかり、または離陸機ばかりが集中する地域のハブ空港では欠かせない滑走路の配置となっています。

また、「オープンパラレル滑走路」なら同時侵入、同時出発ということも可能です。この方式の滑走路をもつ空港は、羽田空港成田空港関西空港の3つです。両滑走路の間隔は、羽田空港は1,700メートル、成田空港は2,500メートル、関西空港では2,300メートルと広くとっていますが、これは両滑走路の間にターミナルエリアを配置しているためです。

ほかに、この平行な滑走路の間隔が1,350メートル未満の場合の滑走路のパターンを「クロースパラレル滑走路」といいます。2本の滑走路での同時離陸・同時着陸はできませんが、片方で離陸している間に、もう一方で着陸の準備を進めれば、待機時間を短縮して離着陸を繰り返すことができ、効率が良くなります。このパターンの空港は、新千歳空港伊丹空港が該当します。

さらに、「オープンV滑走路」があり、メインの滑走路に対して、サブの滑走路を斜めに配置するV字型滑走路で、サブの滑走路は横風対策用です。仙台空港や、オープンパラレルの滑走路に1本加える形でV滑走路を配置した羽田空港がこれにあたります。

最後に「インターセクション滑走路」です。これはメインとサブの滑走路をX字型にクロスさせる配置で、限られた敷地内に2本の滑走路を設ける場合に有効な方式です。ただし、同時に使うことはできないので、ほかのタイプの滑走路と比べて、効率はあまり良くありません。