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空港情報

空港・飛行場のしくみ「滑走路の基本構造」



空港施設の中で最も大切な、航空機の離着陸にかかわる滑走路は、どんな構造で、何を基準に造られているのでしょうか。

滑走路の舗装構造について

滑走路の舗装構造について

航空機の重さは、ジャンボジェットなら350~400トンにもなります。そんな機体が走行する滑走路のため、一般の道路よりもかなり頑丈に舗装されています。また、舗装だけでなく、表層、基層、上層路盤や下層路盤までしっかりとした4層構造になっていて、全体の厚みは約1.5mにもなり、これは一般の自動車道の約2倍にあたります。

滑走路の長さの基準とは

滑走路の長さの基準とは

空港施設は、管制塔などの航空保安施設や、滑走路、誘導路、エプロン(駐機場)及び着陸帯などの空港土木建設、旅客ターミナルから成り立っています。中でも飛行機が離着陸する滑走路は、空港の処理能力を左右する重要な設備のひとつです。

滑走路の長さは、離着陸できる航空機の大きさを限定します。航空機の大きさに比例してより長い滑走路が必要になり、また、飛行距離が長くなればなるほど積載する燃料が重くなって航空機の総重量が重くなるので、必要な滑走路の距離も長くなります。

そのため、就航予定の機体や路線を想定しながら滑走路の長さを決めていくことになるのですが、実際問題として、滑走路の整備計画段階では、その予想はかなり困難です。なおかつ、新型機種が開発されるなど、予測できない将来の出来事はいくらでもあります。

そこで日本では、各空港の機能に応じた、必要とされる滑走路長が国土交通省によって示され、それを基準に空港整備がなされています。なお、基準値は以下の通りです。

新都市において必要とされる空港機能にかかる滑走路長は、以下のとおりです。

国内線

  • 中小型ジェット機……2,000メートル
  • 大型ジェット……2,500メートル

国際線

  • 大型(多発)機で北米、欧州等の長距離直行便を運航……3,500メートル
  • 近・中距離(アジア・オセアニア方面等)直行便を運航……中小型ジェット機で2,000~2,500メートル
  • 政府専用機……政府専用機の運航の安定性を考慮し少なくとも3,000メートル

もちろん、常に正常な離着陸ができるとは限らないので、エンジントラブルなど不測の事態を想定し、急ブレーキをかけて滑走路内で止まることができる長さを満たして整備されています。たいていの航空機が、滑走路の半分を過ぎたあたりで離陸していくのはこのためです。

滑走路の方位について

滑走路の方位について

滑走路の方位は、その空港の周辺に吹くことが一番多い風向きによって決められます。なぜなら、風上に向かって離着陸することで、航空機の揚力を最大限に引き出すことができるからです。そこで過去数年間のデータに基づいて、一番良く吹く風と同じ向きに滑走路を造ります。ただし、常に同じ風が吹くとは限りませんから、横風にも対応できる方位の滑走路も備えるのが理想的です。