ご希望の空港[飛行機]情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト空港[飛行機]リサーチ

空港情報

格安航空会社(LCC)



効率的な運営で低価格を実現した格安航空会社(LCC)がシェアを伸ばしています。その現状はどうなっているのでしょうか。

格安航空会社とは

格安航空会社とは

格安航空会社とは、コストをできるだけ抑えたことで実現した、低価格の運賃で利用できる航空会社のことです。英語でローコストキャリア(LCC)と呼ばれます。

原油の高騰による高い燃料費や燃料サーチャージの導入などの向かい風が吹くなか、既存の航空会社が、不採算路線を運休・廃止するなどの対策をさかんに講じています。

それをビジネスチャンスととらえたのがLCCです。旅客を安全に輸送することだけに特化した独自の経営戦略で、大手航空会社が撤退した路線を埋めるように、特定の区間だけに路線をしぼり込み、需要に見合う大きさの航空機を投入して運航し始めたのです。

航空会社で一般的とされてきた付加的なサービスを徹底的に見直し、サービスやコストのスリム化にも成功しました。例えば機内食などのサービスを廃止または有料化したり、インターネットなどを利用したチケットレス化、空港での手続きを自動化しました。

また、使用機の機種を統一して整備の煩雑さを減らし、空港に留まる時間を極力短くするために折り返し運航をして稼働率を高めています。各従業員が搭乗手続きや機内サービス、機内清掃などの複数業務を遂行するなど、さまざまな取り組みがなされています。

もちろん、一般的な航空会社と同様、国によって定められた安全基準はクリアした上で、業務全般の簡略化を図ったのがLCCなのです。

主なLCCの現状について

主なLCCの現状について

日本でのLCC元年ともいわれる2012年から、全日本空輸(ANA)の出資によるピーチ・アビエーションや、日本航空(JAL)がオーストラリアのカンタスグループや三菱商事と共同出資したジェットスター・ジャパン、ANAとアジア最大のLCCであるマレーシアのエアアジアが共同出資したエアアジア・ジャパンなど、さまざまなLCCが続々と就航しています。

現在の参入は12社にのぼり、国内線・国際線を含めて就航している都市は28都市。国内線は45路線、国際線はアジアやオセアニア方面へ29路線開設されています(2012年9月現在)。

中国の春秋航空は、茨城空港との間の往復運賃が4,000円という破格の航空券を販売して、高い搭乗率を記録しました。リーズナブルなLCCに対抗して大手航空会社の正規割引運賃の大幅な値下げも始まり、価格競争が激しさを増しています。

空港側にも動きがあり、関西国際空港ではLCC向けの新ターミナルが整備されました。また、地方にある空港では地域活性化の一環として、LCCの利用を前提にするところも誕生しました。ターミナルビルやシステムの徹底した効率化でコストを削減し、低価格の空港使用料や駐機料を設定することで利用しやすい環境を整えているのです。このように、時代のニーズに応える形で誕生したLCCの勢いが今後どこまで加速するのか注目されています。