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コミューター航空会社



国土が狭い上に山間部や島しょ部が多く、地形の変化に富んだ日本。地方都市間や島しょ部で、近距離の移動に使われている航空輸送手段について知っておきましょう。

近距離専門の航空会社

近距離専門の航空会社

地方の都市間や島しょ部を結ぶ、比較的近距離の輸送を担う航空会社をコミューター航空会社といいます。日本には現在、長崎を本拠地とするオリエンタルエアブリッジ(ORC)や、仙台に拠点を置くアイベックスエアラインズ(IBX)など約10社のコミューター航空会社があります(2013年現在)。

以前は60席以下の飛行機での不定期航空事業による2点間輸送をコミューター航空としていましたが、現在は100席未満の航空機またはヘリコプターで、定期的旅客輸送を行なうものとされています。コミューター航空会社の航空機を見てみると、コストを抑えられるプロペラ機で需要と供給のバランスをとっていることがわかります。

コミューター航空ネットワークの存在価値

コミューター航空ネットワークの存在価値

コミューターによる空路は、島しょ部の島と島を結ぶ手段として有効であるばかりでなく、山間部での移動に時間を要する道路や鉄道などの陸上交通手段に比べて、目的地までの所要時間をかなり短縮できるという利点があります。ただし、コスト面からいうと航空機輸送は少々割高になる難点もあり、課題が残ります。

一方、運航する機体が小さいことから、ジャンボジェット機などに比べて短時間で離陸準備を整えることが可能なため、1日の便数を増やしやすいだけでなく、目的地をたくさん設定しやすいなど、小回りの良さが特徴です。

このように、コミューター航空会社による航空ネットワークは、陸上交通手段での移動が難しい場所で生活する住民にとって、その日常生活を支え、少量輸送でも高速で質の高い交通手段として、地域の経済活動に重要な役割を果たしているのです。もちろん、急を要する病人やけが人を設備の整った病院まで搬送するなどの緊急搬送手段としての役割も果たしており、地域の人にとっては掛け替えのない存在であることはいうまでもありません。

都市部の航空路線に比べると旅客需要が小さいとはいえ、コミューター航空会社が運行する航空路線の重要性については国もきちんと認識していて、さらなる活性化を促すために、さまざまな支援を行なっています。

例えば、機体の購入費や運航費を補助することをはじめ、衛星航法補強システム(MSAS)受信機購入に要する費用の一部を補助したり、航空機燃料税や着陸料・固定資産税を軽減するなど、地域住民の変わらぬ日常生活を維持するため、国を挙げた施策が施されています。